『厚高の総合学科』

そもそも『総合学科』とは?

 

総合学科とは、『自分の将来(=キャリア)について考え、生徒は自らの興味関心に応じて、必要な学びに主体的に取り組むことができる学科』です。

全道には19の総合学科の高校があり、総合学科は学区がないためどこの総合学科へも進学が可能となっています。

普通教科の授業はもちろん 、普通科にはない専門的な科目や学校独自の科目など、多くの選択授業が用意されており、自分の興味・関心、進路希望に応じて、必要な科目を選択し学ぶことができます。

 

また探究的な学びや体験的な学びを通して自分の将来について考えていく「産業社会と人間」という科目があり、これからの社会において皆さんがよりよく生きるために必要な資質と能力を身に付けていくことを重視した授業を行います。

 

自分の興味・関心をより深め、さらに伸ばしたいと考えている生徒は、総合学科の高校で学ぶことを、ぜひ検討してみてください。


厚高の総合学科は、「進学と芸術を重視」した総合学科!

 

さて、札幌厚別高校は、全道でも唯一となる「進学と芸術を重視」した総合学科となっています。

 

芸術科に関しては、音楽・美術それぞれに3名の専科教員と講師の先生たちが専門性の高い授業を行っています(一般的な高校の芸術科教員は、だいたいが1名程度で、いない学校もあります)。

例えば音楽科では「ソルフェージュ」「弦楽器演奏」「保育音楽」「オペラ鑑賞」など、美術科では「素描(デッサン)」「ビジュアルデザイン」「絵画」「彫刻」「メディアデザイン」などといった、他校ではあまり聞くことが無い、多数の芸術に関する科目が開設されていて、興味・関心に応じて科目を選択することができます。
選択によっては、2年生では最大8時間、3年生では最大12時間も芸術の科目を受講することができるんです(!)簡単に言うと、毎日音楽や美術に関する授業がある、ということです。


厚高を卒業していく先輩の中には、道内国公立大学で音楽科・美術科を設置している北海道教育大学岩見沢校へ進学する人も多く(令和4年度卒業生は音楽科が1名、美術科が7名、合計8名が現役で合格しています)、また芸術系の最高峰と名高い東京藝術大学や大阪芸術大学、東北芸術工科大学など道外の芸術系大学へ進学する人も。

本校の芸術系列で美術や音楽を専門的に学び、自分の「やりたいこと」に向かって進んでいける、そんな高校です。

 

もちろん、一般の進学に関してもOK

 

厚別高校では「芸術系列」である「音楽系列」「美術系列」のほかに「人文系列」「数理系列」という、いわゆる「文系」「理系」のような系列があり、一般の進学にも対応しています。「人文系列」では文系科目を、「数理系列」では理系科目を発展的に学ぶ授業を選択することができ、またさまざまな選択科目の中でも例えば家庭科や体育科、商業科などでは「フードデザイン」「生涯スポーツ」「電子商取引」などといった、普通科高校ではなかなか学ぶことができない専門的な科目を受講することができます。

道内では室蘭工業大学や小樽商科大学、北見工業大学などの国公立大学や北海学園大学、北星学園大学などの各種私大、専門学校、一般就職など、厚高生は様々な進路を実現させています。


結論。厚別高校の総合学科で自分の将来を切り拓こう!


このように、厚別高校の総合学科では、ほかでは学べない独自の学びがたくさんあります。

皆さんの夢を叶える一歩となる、厚別高校の総合学科で自分の将来を切り拓いていきましょう!