厚別高校について

厚別高校は正式名称「北海道札幌厚別高等学校」で、略称は「厚高(あつこう)」です。

本校は1学年7クラスからなる『総合学科』の高校で、全校生徒は800名を超える規模の生徒数です。

1年次では全員が必修科目と選択で芸術教科(音楽・美術から選択)を受講しますが、2年次からは4つの「系列」に分かれ、多くの科目から自分の進路に合わせた科目を選択し、学んでいくことになります。

また総合学科特有の科目として、1年次で開講される「産業社会と人間」という科目があります。この授業を通して自分自身の将来を見据えたキャリア・プランを立てて取り組んでいくこととなります(詳しくは上部メニュー「厚高の総合学科」をご参照ください)。

 

【4つの系列について】

2年次からは4つの系列に分かれて、それぞれの進路に合った学習を行っていきます。

「系列」とは、それぞれの分野に合わせた科目群。「数理系列」「人文系列」「音楽系列」「美術系列」となり、主に「数理系列」「人文系列」は一般的な進学を目標として科目を選択することになります。芸術系列である「音楽系列」「美術系列」は芸術科目を多く学ぶことができる科目選択群となっているため、音楽系・美術系の大学への進学を希望する生徒にとって、それぞれの進路に合わせた内容を授業を通して身につけることができます(詳しくは左メニュー『「芸術系列」について』をご参照ください)。

 

【部活動について】

本校の部活動は、体育系部活動では全道大会やインターハイに出場する部活動が多く、また文化系の部活動でも全道大会や全国高校総合文化祭(文化部のインターハイ)に参加する部活動も多く、大変活発に活動しています。活動の様子などにつきましては、上部メニュー「厚高の部活動」からご覧ください。

■体育系部活動
硬式野球・バスケットボール(男・女)・バレーボール(男・女)・バドミントン(男・女)・テニス(男・女)・剣道・陸上競技・サッカー・ラグビー・弓道・空手道

■文化系部活動
美術・書道・漫画イラスト・ボランティア・科学・演劇・写真・軽音楽・情報処理・茶道

■外局
放送・図書・音楽(吹奏楽・管弦楽・合唱・日本音楽・器楽がまとまったもの)

 

【行事について】

7月に2日間日程で開催される最大の行事「厚高祭」をはじめ、2年次の「見学旅行」では3泊4日で広島・京都・大阪方面に行く予定となっています。また生徒会企画の「体育大会」や生徒総会、大学見学や進学説明会など様々な行事があり、充実したものとなっています。特に「厚高祭」は大変盛り上がる行事で、学祭当日はもちろん準備期間も放課後の廊下はとても賑やかなものとなり、最後に上がる打ち上げ花火を仲間と眺めることが思い出に残っている生徒も多いことと思います。

 

【進路について】

本校の先輩方は、毎年200名近くが国公立大学・私立大学・各種短大への合格を決め、また看護・医療系を含めた専門学校への進学者も多くなっています。また公務員や民間への就職者もいます。詳しくは上部メニュー「卒業生の進路」をご覧ください。

 

以上が厚別高校の概要となります。

夏のオープンスクールではより詳細な説明や実際の部活動の様子などを見学することもできますので、厚別高校に興味を持った方はぜひそちらにも参加していただけたらと思います。

学校教育目標/校訓/スクール・ミッション/スクール・ポリシーについて

北海道札幌厚別高等学校 学校教育目標

  1. 意欲的に学び、主体的に判断し、自律的な行動ができる人間の育成
  2. 社会の変化に対応し、豊かに逞しく生きることができる人間の育成
  3. 探究心を持ち、協働して新たな価値を創造しようとする人間の育成

 

北海道札幌厚別高等学校 校訓

『よく考え まじめに がんばる』

 

スクール・ミッション

  1. 関連する科目のまとまりである「系列」及び幅広い選択科目の学習を通じて、自立して生きていくために必要な能力や態度を身に付けた生徒の育成
  2. キャリア教育を通し、自己のキャリア形成により、自己の在り方生き方を考え、主体的に進路を選択する生徒の育成
  3. 全ての系列において「創る力」を重視し、表現する力や伝えあう力を育むことにより、地域社会においてよりよい人間関係を築き、豊かな文化を創り出すことができる生徒の育成
  4. 自ら考え主体的に行動する力と自己表現に必要な学力等を身に付け、幅広い分野において持続可能な社会の創り手となる生徒の育成

 

3つの方針(スクール・ポリシー)

育成を目指す資質・能力に関する方針

  1. 生涯にわたって学びに取り組む姿勢を持ち、学びから得た知識・技能を活かして自ら進んで社会に貢献することができる生徒として、
      ア 主体性  イ 継続力  ウ 判断力  エ 表現力(行動力)
  2. 急激に変化する社会の中で、様々な変化を乗り越えるための逞しい心と身体を持ち、豊かな人生を切り拓くことができる生徒として、
      オ 豊かな心(多様性受容力)  カ 体力  キ 課題解決力  ク 社会性
  3. 社会や目の前の事象から課題を見出し、他者との関わりの中で課題の解決について考え、新しい価値を創造し持続可能な社会の創り手となることができる生徒として、
      ケ 思考力  コ 人間関係形成能力  サ 創造力  シ 想像力

教育課程の編成及び実施に関する方針

  1. 育成を目指す資質・能力を分掌、年次、教科・科目、特別活動等におけるねらいとして明確に位置付けるとともに、教育の内容や順序等を組織的、体系的に配列するなど、教科・科目の横断的な教育課程の編成に努める。
  2. 知識や技能の体系的な活用場面としての体験活動を重視し、地域資源や地域人材の積極的な活用及び相互連携を図るなど、地域に開かれた教育課程の編成に努める。
  3. 主体的、対話的で深い学びを実現するため、各教科等の指導においてICT活用及び言語活用能力の育成に努めるとともに、「産業社会と人間」及び「総合的な探究の時間」においては、教科の学習を通して身に付けた資質・能力等を総括的に活用させ、評価する場面として位置付ける。

入学者の受入れに関する方針

  1. 将来の夢を持ち、それに向かって意欲的に学習に取り組む生徒
  2. 学校行事、生徒会活動、部活動、地域社会との交流等、様々な活動に積極的に取り組む生徒
  3. 人や文化・芸術の多様性を理解し、地域・他者とのつながりを大切にできる生徒

 

在籍生徒数について

令和6年5月1日現在   21学級・822名の生徒が在籍しています。

年次 学級数
1年次 120 162 282
2年次 121 154 275
3年次 122 143 265
21 363 459 822