厚高ニュース(令和7年度)

課題研究全体発表会を行いました

12月3日に2年次生徒が「総合的な探求の時間」で取り組んだ課題研究(探求学習)の発表会を行いました。発表会は1年次生が聴講し、大学の先生や企業の方をお招きし、ユニットごとに入ってご助言をいただきました。

  

2年次生徒がクラスの垣根をこえて、共通の課題意識をもつ生徒どうしで計70のグループを作り、4月から探求活動に取り組みました。

 7月には、中間発表およびオープンスクールで中学生の皆さんにも発表を行い、課題点を見つける機会になりました。夏休み中~9月にかけては、校外でのフィールドワークや実験に取り組み、教室にいるだけでは得られない数多くの学びがありました。

 発表会当日は、全70グループが14ユニットに分かれて、1年次生と外部評価者の皆様に学習成果の発表を行いました。グループ発表後は、聴講した1年次生からも質疑応答が行われ、外部評価者の方々から、テーマ設定(問いの立て方)や調査方法の工夫についてたくさんのご助言をいただきました。

  

 2年次生は、今回の経験を生かし、来年度(3年次)の「パーソナルプレゼンテーション」に向けて探求学習をさらに深めてもらいたいと思います。

 1年次は、現在行っているプレ課題探求の大きな参考になったと思いますので、実りある探究学習ができることを期待しています。

生徒の感想の一部を紹介します。

(2年次生)

・アンケートをとる際に、予備調査をして必要なものに絞ってアンケートを行うことができていなかった。

・インタビューした内容をあまり発表に盛り込むことができていなかったので、貴重なデータをもっと使うべきだった。

・「やらされてるのではなく、楽しんでもっと深めたいと思えるようになってほしい」とアドバイスがあったので、来年はそう思えるように頑張ろうと思いました。

(1年次生)

・グループそれぞれ着眼点が違っていておもしろかったし、最終的にSDGsのテーマと結びついているのがすごかった。

・話し方が上手でスライドも見やすくジェスチャーを交えた発表は参考になったので、自分の発表のときも生かしたい。

・客観的なデータで主張を裏付けて、結論と根拠がきちんとつながっていないと、どんなに良い発表でも説得力がなくなるという外部の話し方を聞いて、自分も気をつけたいと思いました。

ご参加いただいた大学、企業(五十音順、敬称略)は次の通りです。生徒の貴重なご助言、誠にありがとうございました。

株式会社エ・アロール、株式会社ベネッセコーポレーション、公立千歳科学技術大学、札幌大学、札幌学院大学、札幌国際大学、北翔大学短期大学部、北海商科大学、北海道医療大学、北海道科学大学、北海道情報大学、北海道文教大学、藤女子大学、酪農学園大学